発熱患者さん増加、コロナ感染者も今後増加⁉

豊田市は35℃を記録するなど夏本番となってきていますね。病院には発熱、上気道炎症状で来院する方が増えています。新型コロナウイルスやインフルエンザの検査は陰性の方も多く、最近の報道でも言われているようにRSウイルスやヘルパンギーナなど他の感染症も増加している印象です。新型コロナウイルス感染者も徐々に増加、沖縄ではすでに入院病床がいっぱいの状況で第9波到来と言われています。愛知県もじわじわと増加傾向ですが、みよし市に関してはまだ落ち着いているようです。下のグラフは当院の感染者数(一番濃い線)と感染率(一番薄い線)、検査数(中間色の線)を毎日、1週間平均値にしてプロットしたグラフです。直近の患者数は平均2.3人/日、陽性率26.3%とどちらも6月中旬より低下しているのが分かります。愛知県の一施設当たり平均陽性者数8.03人/日、沖縄は39.48人/日です。当院の陽性者数はみよし市全体の陽性者数とほぼ相関していることが今までのデータで分かっていますから、みよし市は比較的少ないことが分かります。しかし今後みよし市も全国の波にのまれて増加することは避けられないでしょう。ご高齢の方や基礎疾患のある方は自分の身は自分で守るつもりで感染対策をとっていきましょう。もちろん、身近にそのような方がいる人もしっかり配慮して、メリハリある感染対策を続けていきましょう!