認知症教室が開催されました。
7月17日に認知症講座が行われました。
第1部は、日浦認知症看護認定看護師より、認知症と向き合おう・対応のコツ~ポジティブ思考に~をテーマに講演がありました。
認知症者の脳の状態を理解し、相手を否定せず、お互い精神的負担が少なくなる対応方法について、具体的にお話をいただきました。
認知症予防には、7時間以上睡眠をとることと、運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた行動がよいそうです。散歩をしながら1000から7を順番にひいたり、散歩をしながらしりとりをしたり、日頃の生活にも取り入れられそうですね。

第2部は、濱島作業療法士と、参加者の皆さんと一緒に健康体操を行いました。
左の手を胸の前でグーにして、右手を前に伸ばしてパーにして、手の形を入れ替えて交互に10回…
右手をピストルの形にして、左手をキツネの形にして、手の形を入れ替えて交互に10回…
左手と右手で別の動作を行うことで、脳の前頭葉部分が刺激され、認知症予防に効果的と言われているそうです。また、考えながら複数の運動を組み合わせることも効果的だとのこと。
写真は、足踏みをしながら、数を数えながらお手玉を投げています。
だんだん体がポカポカをしてきて、うまくできると嬉しくて、うまくできなくてもなんだか楽しかったです。

そして、認知症のこと、困っている事を参加者のみなさんで話し合いました。
日浦認知症看護認定看護師からのアドバイスだけではなく、参加者の方同士での情報交換もありました。
講座のあとには、参加者の方と医療ソーシャルワーカーや、外来看護師との個別でのお話も行われていました。
みよし市民病院では、定期的に様々なテーマの健康講座を行っています。
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