2023年9月までの感染状況です
いよいよ10月に入り年度では半分が過ぎました。病院ではお盆前後で新型コロナウイルス感染者は第9波のピークを迎え、その後徐々に減少していますが下がりきらず、最近はほぼ横ばいで1日7人前後の陽性者が続いている状況です(グラフ)。そして今度はインフルエンザ感染者が徐々に増加してきています。新型コロナウイルス感染者は定点把握で愛知県16.61、豊田市19.11とどちらも減少傾向ですがまだまだかなり多い状態、インフルエンザ感染者は愛知県8.54、豊田市7.78とこちらも多いです。外来ではコロナでもインフルエンザでもない発熱患者さんも多く、感冒症候群を起こすいろいろなウイルスが感染対策を緩めたことで一気に蔓延している印象です。これから寒くなり空気が乾燥するようになるとエアゾルは拡がりやすくなり、換気もし辛くなるためさらに感染リスクが上がります。感染状況に注意を払ってリスクが高いと判断したときは感染対策を意識することが大切だと思います。