診療技術部紹介
放射線技術課
当課では各種装置を用い、適性かつ安全に検査を行っています。
撮影画像をデジタル画像として運用・管理・モニター診断することで、診断精度の向上と待ち時間の短縮に努めています。
病診連携では、各医院からの検査依頼に積極的に対応し、地域医療の質の向上に努めています。
取り扱い装置
・X線撮影装置
・マルチスライスCT(80列)
・X線TV装置
・血管造影撮影装置
・MRI(1.5T)
・X線骨密度測定装置(DXA)
・マンモグラフィ
・外科用X線TVシステム
・超音波診断装置
・回診用X線撮影装置
認定・資格
・検診マンモグラフィ撮影認定放射線技師(日本乳がん検診精度管理中央機構)
・日本X線CT認定技師(日本X線CT専門技師認定機構)
・医療情報技師(日本医療情報学会)
・乳がん検診超音波実施技師(日本乳がん検診精度管理中央機構)
検査課
検査課は医師1名と臨床検査技師7名で構成されています
患者さんの状態把握や治療方針の決定に欠かせない検査データを迅速かつ正確に提供できるように心がけています
また時間外、休日でも入院や救急患者さんの検査に対応できるように体制を整えています
こんなときにご相談ください
- 血圧や動脈硬化を心配している
- 新型コロナウィルス検査について
- 採血データに関すること
- 健診にて指摘を受けた検査項目について
栄養課
医師の依頼に基づき、患者さん一人ひとりの病気や症状に適した食事を提供しています。季節の行事メニューや地産地消としてみよしの旬の食材を使ったメニューを取り入れ、患者さんに満足していただけるおいしい食事を提供できるよう取り組んでいます。また、医師、薬剤師、看護師、言語聴覚士など多職種のメンバーと共に栄養サポートチームで、特に栄養不良の患者さんの栄養改善に向けサポートしています。その他、食事療法を必要とされる方には、随時、栄養食事指導を行い、食事の取り方や食品の選び方などをアドバイスさせて頂いています。栄養食事指導をご希望の方は、主治医にお尋ねください。
3月3日 桃の節句
7月7日 七夕
みよしのいちご
こんなときにご相談ください
- 糖尿病・高血圧・脂質異常症等の生活習慣病が気になる
- 食事に関して悩み・相談がある
- 健診にて指摘を受けた
薬剤課
外来・入院の調剤、注射調剤、医薬品情報の収集、製剤、薬品管理、服薬指導の業務を行っています。電子カルテシステムで投薬指示が入力されると、処方箋、薬袋、薬の情報が自動で発行され、処方箋に従って錠剤・散薬・水薬・外用薬を調剤し、別の薬剤師が確認したのち患者さんへ渡ります。薬の内容により出来上がる順番が前後したり、待ち時間が長くなることがありますが、迅速に対応できるよう努めていますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。院外処方せん発行により待ち時間の短縮や当院で扱っていない後発医薬品を受け取ることもできますので、診察時に主治医へお申し出ください。ご不明な点がありましたら、窓口にてお気軽におたずねください。
こんなときにご相談ください
- 薬の飲み合わせ
- 薬による副作用
- そのほか、薬について気になること
リハビリテーション課
理学療法室
理学療法士 常勤7名・非常勤2名・助手1名が配置されています。急性期から慢性期まで対応しており、対象は整形疾患(高齢者に多い大腿骨近位部骨折などの術後、五十肩・腰痛・変形性膝関節症など)・脳血管障害・パーキンソン病などになります。加齢に伴う疾患に対する予防医療も行っています。
身体機能の回復のみでなく、患者さん一人ひとりと笑顔で楽しくリハビリに取り組んでいきたいと考えております。障害を持つ方が在宅や社会で生き生きとした生活を送ることができるよう援助させていただきます。
こんなときにご相談ください
- 関節に痛みがある
- 関節の動きが固い、悪い
- 手や足に力が入らない
- 歩きが悪くなった、転びやすくなった
- 姿勢を治したい
介護保険法の改正により、介護予防・日常生活支援総合事業(以下、「総合事業」という。)の実施が決定されたことを受け、みよし市民病院では、平成30年7月1日から【介護予防】、【通所リハ(デイケア)】を開始しています。
通所リハ(介護予防・短時間型デイケア)
【サービス内容】
介護予防・短時間型デイケアは、介護保険でのリハビリサービスであり、介護認定を受けられている方を対象としています。個人の状態に合わせたメニューを作成し、そのメニューに沿って個別リハビリを実施するほか、ストレッチ体操、筋力アップトレーニング等を行い、利用者様の心身機能の維持、向上を図ります。
【当院の特徴】
- 短時間(1回75分)集中して取り組みます。
- 病院での外来リハビリと同じような感覚でリハビリが行えます。
- 理学療法士・作業療法士等による個別リハビリも提供します。
【対象】*下記(1)~(3)のすべてに当てはまる方
(1)介護保険の認定を受けられている方(要支援1・2 要介護1~5)
(2)ご家族による送迎、またはご本人で来院出来る方。
(3)みよし市近辺にお住まいの方。
※介護認定を受けておられない方は、市役所にて申請手続きを行って下さい。
※当院内の地域包括支援センターで代行申請も行っています。
【ご利用までの流れ】
ケアマネジャーに相談
担当ケアマネージャーに連絡を取り、利用に関する相談をする
利用申し込み
担当者(ケアマネージャー)から申し込み
必要書類の提出(サービス受け入れ依頼表)
利用判定
書類等を基に、利用可否に関する判定会議を開催
リハビリスタッフによる利用者宅訪問調査・契約
- リハビリスタッフが自宅訪問し、家屋環境や移動能力等の評価を実施
- ご本人・ご家族に説明の上、サービスの契約
- サービス担当者会議を開催
利用開始
施設概要
運営 | みよし市民病院 |
事業所番号 | 2316100086 |
営業日 | 月曜日~金曜日(土・日、祝日、年末年始を除く) |
サービス提供時間 | 1回 75分 |
サービス時間と定員 | 午前 10:30~11:45 定員10名 |
利用回数 | 週1~2回 |
送迎について | 送迎は行いませんので、原則、ご自身で来院をお願い致します |
~こんな方におすすめ~
- 医療保険の期間が終了して病院などでの外来リハビリが受けられなくなった。
- 入浴や食事、レクリエーションなどは不必要で、とにかくリハビリがしたい。
- 施設に通ってリハビリをしたいが、長時間は疲れてしまう。
- 自分に合った運動療法を教えてほしい。
【利用料】
- 要支援の方は月ごとの料金となります。
*保険1割負担の場合
要支援1の方:2,166円/月
要支援2の方:4,219円/月
必要に応じ、以下の加算項目があります。
【加算項目】1割負担の場合
運動器機能向上体制:238円/月 - 要介護の方は1回ごとの料金となります。
*保険1割負担の場合
要介護1の方:387円(1回)
要介護2の方:417円(1回)
要介護3の方:450円(1回)
要介護4の方:480円(1回)
要介護5の方:514円(1回)
必要に応じ、以下の加算項目があります。
【加算項目】1割負担の場合
短期集中個別リハビリテーション実施加算:116円/日
理学療法士等体制強化加算:32円/日
【利用方法】
みよし市民病院 理学療法室に窓口がございます。お気軽にお問合せください。
利用希望の場合は担当のケアマネージャーにご相談ください。
作業療法室
作業療法士常勤3名・助手1名が配置されています。対象は脳血管障害、パーキンソン病、リウマチ、脊髄損傷、整形疾患です。日常生活動作の獲得、高次脳機能障害の改善を目的に行い、その中でも特に日常生活動作において「できるADL」を「しているADL」へ移行することを目標に、病棟と連携し取り組んでいます。また、認知機能の低下を認める患者さんに対して、レクリエーションや作業活動などを通してQOL(生活の質)の向上に努めています。
令和元年度より園芸活動に対する取り組みを始めました。園芸を通して病棟内では得られない季節感を味わう事ができ、入院生活で患者さんを癒す効果があると期待しています。
こんなときにご相談ください
- 自分で食事を摂りたい
- 自分でトイレに行きたい
- 家庭での介護方法がわからない
言語聴覚療法室
言語聴覚士常勤2名が配置されています。言語聴覚療法では、言葉を理解すること・話すことが障害された方、嚥下障害(食べることの障害)の方に評価・訓練を行っています。また、小児の言語訓練や耳鼻科の難聴の検査を行っています。
こんなときにご相談ください
- 言いたい言葉が出てこない。話の内容がわからない(失語症)
- 成人の方で呂律が回らない。小児の方でタ行サ行などの発音ができないなど(構音障害)
- 食べるときにムセる。飲み込みができない。肺炎を繰り返すなど(嚥下障害)
ひとりでも簡単にできる介護予防について
身体を動かす機会が減っている皆さん、自宅で過ごす時間が増えると運動不足のため虚弱(フレイル)の状態になりやすくなり、転倒や寝たきりの原因にもなります。ここでは、ひとりでも簡単にできる介護予防の取り組みを紹介します。
ひとりでも簡単にできる介護予防について
ここで紹介する体操は、みよし市民病院が考案した、みよし市オリジナルの運動です。
外出をする機会が減っている皆さんも、ぜひ運動に取り組んで身体を動かしましょう。