内科
常勤医はすべて日本内科学会認定総合内科専門医あるいは認定内科医の資格を持っています。風邪や胃腸炎といったありふれた病気に始まり、高血圧症、糖尿病、脂質代謝異常症といった生活習慣病から、がんなどの悪性腫瘍、虚血性心疾患、脳卒中まで、ほぼ全ての領域の内科疾患に対応が可能です。また、当院では対応しきれない特殊な疾患に関しても、適切な医療機関を紹介し、協力して診療にあたれる体制を整えています。地域に密着した病院として、単に病気を診断し、治療するだけでなく、患者さんの生活の質を良くし、豊かで健康的な生活を送っていただけるような医療を目指しています。
当院で可能な主な検査と治療
- 全身CT検査
- 全身MRI検査
- こんなときにご相談ください
- 熱が出る
- 身体がだるい
- 食欲がない
- 健康診断で精密検査が必要
消化器科
日本消化器病学会の4人の専門医が消化器(胃腸、肝臓、胆のう、膵臓)の病気の診断と治療を行っています。特に拡大内視鏡や超音波内視鏡を用いた胃や大腸の早期がんの診断とその内視鏡治療に力を入れています。胃カメラが苦手な人は、より苦痛の少ない経鼻内視鏡による検査が選べます。肝炎の治療に対する医療費助成を受けることのできる施設です。胆石などの胆道の病気、急性膵炎など膵臓の病気も経験豊かな専門医が診ています。また進行がんの緩和医療にも努めています。日本消化器病学会専門医制度認定施設、日本消化器内視鏡学会指導施設です。
当院で可能な主な検査と治療
- 経鼻内視鏡を含む上部消化器内視鏡検査
- 大腸内視鏡検査
- 上部消化管~下部消化管疾患に対する内視鏡治療(ポリペクトミー、EMR、ESDなど)
- 肝、胆、膵疾患に対する精密検査、治療
- 胃ろう造設術
- 腹部超音波検査、超音波内視鏡検査
上記以外にも消化器疾患全般の検査、治療をしています。
- こんなときにご相談ください
- 胃が痛い
- 便通が悪い
- 胸やけがする
- 体重が短期間で減少した
- 健康診断で精密検査が必要
循環器科
デジタルアンギオグラフィー、デジタル心エコーといった最新鋭の機器を取りそろえ、高血圧などの一般的な疾患から、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患、不整脈、弁膜症、心不全、大動脈疾患、末梢血管疾患に至るまで、幅広い循環器疾患対応が可能となっています。特に虚血性心疾患に対しては心臓カテーテル法による検査およびバルーン(風船)やステント(金属製の網)を用いた血管内治療を積極的に行っています。カテーテルを用いた血管内治療は手術に比べて、入院期間もはるかに短く、患者さんの負担も非常に小さくなっています。当院ではカテーテルを手首の動脈(橈骨動脈)から挿入することで、さらに負担が少ない検査・治療を目指しています。また、体内式ペースメーカー植え込み手術も施行が可能です。
当院で可能な主な検査と治療
- 心臓カテーテル検査(冠動脈造影)およびカテーテルを用いた血管内治療
- 体内式ペースメーカー植え込み手術
- ドップラー心エコー検査
- トレッドミル負荷心電図
- ホルター心電図
- 血圧脈波検査
- こんなときにご相談ください
- 胸が痛い、胸が苦しい、胸がしめつけられる
- 息が苦しい、息切れがする
- 動悸がする、脈が飛ぶ
- 手足や顔面がむくむ
- 健康診断で精密検査が必要
医師紹介
-
事業管理者 成瀬 達
(内科一般・消化器科)- 資格・所属学会
-
- 日本内科学会 認定医
- 日本消化器病学会 専門医・指導医
- 厚生労働科学研究「小児期発症の希少難治性肝胆膵疾患の移行期を包合し診療の質の向上に関する研究」
- 医師免許取得年
- 1976年
- コメント
- 患者さんの訴え、悩みに耳を傾け、一緒に解決法を考えるように努めています。
-
院長 伊藤 治
(内科一般・消化器科)- 資格・所属学会
-
- 日本内科学会 総合内科専門医・認定医
- 日本消化器病学会 認定専門医・指導医
- 日本消化器内視鏡学会 認定専門医・指導医
- 日本医師会 認定産業医
- 昭和大学横浜市北部病院 消化器センター非常勤講師(兼務)
- 医師免許取得年
- 1990年
- コメント
- 「正しく判断し、ご本人の身になって治療を考える」診療の場で心掛けていることです。また地域の皆さまに信頼される病院であるために絶え間なく改革、改善を図っていきます。
-
副院長 村瀬吉郎
(循環器科)- 資格・所属学会
-
- 日本内科学会 総合内科専門医・認定医
- 日本循環器学会 専門医
- 日本救急医学会 専門医
- 日本集中治療医学会 専門医
- 医師免許取得年
- 1990年
- コメント
- 少しでも地域の皆様のお役に立てるよう精進してまいります。なにとぞよろしくお願いいたします。
-
副院長・総合診療科内科部長 神部隆吉
(消化器科)- 資格・所属学会
-
- 日本内科学会 認定医
- 日本消化器病学会 認定専門医・指導医
- 日本消化器内視鏡学会 認定専門医・指導医
- 医師免許取得年
- 1989年
- コメント
- 丁寧な会話・診察を心掛け、質の高い医療が提供できるよう努めてまいります。その結果、患者さんから信頼され、地域のお役にたてれば幸いです。
-
顧問・総合診療科外科部長 市原 透
- 資格・所属学会
-
- 日本外科学会専門医
- 日本消化器外科学会専門医・指導医
- 日本消化器病学会専門医・指導医
- 麻酔標榜医
- 医師免許取得年
- 1977年
- コメント
- 不安を感じていらっしゃる患者さんのお気持ちに寄り添い、
心温まる医療を心がけたいと思っております。
-
医局長・内科部長 濱田広幸
- 資格・所属学会
-
- 日本内科学会 総合内科専門医・認定医
- 日本消化器病学会 専門医・指導医
- 日本消化器内視鏡学会 専門医
- 日本医師会 認定産業医
- 医師免許取得年
- 1994年
- コメント
- 消化器疾患を中心に診療にあたっております。地域の皆さまのお役に立てるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。
-
糖尿病内科部長 二口祥子
- 資格・所属学会
-
- 日本内科学会 総合内科専門医・認定医
- 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
- 日本医師会 認定産業医
- 医師免許取得年
- 1995年
- コメント
- 縁あってまた西三河の地で医療に携わらせていただくことになりました。地域の皆さまの健康はもとより生活にも配慮した医療を志したいと思っております。
-
総合診療科医 稲熊里香
- 医師免許取得年
- 2020年
- コメント
- 若輩者ではございますが、今の自分にできることは何であるかを常に念頭に置きながら、患者様に寄り添った医療を行ってまいります。よろしくお願いいたします。
外科
当科は名古屋大学腫瘍外科、愛知医科大学外科の外科専門医制度関連施設として登録されています。両医局の協力のもと外傷治療、皮膚や皮下組織に発生した腫瘤(粉瘤、脂肪腫等)の切除術や鼠径ヘルニア(脱腸)の根治術や肛門部疾患手術を施行しています。特に乳腺の腫瘤(乳がん、線維腺腫、のう胞)の診断や治療、血管の疾患(動脈狭窄、動脈瘤、下肢静脈瘤)には専門医受診が可能です。また当院外科では日本の外科医療の現状を把握し、よりよい医療を提供する目的で『一般社団法人National Clinical Database(NCD)』のデータベース事業に参加しています。
当院で可能な主な検査と治療
- 表在腫瘍の診断や切除
- 鼠径ヘルニア(脱腸)手術や痔核,痔瘻手術(複雑でないもの)
- デジタルマンモグラフィ
- ブラッドアクセス目的の中心静脈埋め込み型カテーテル、ポート挿入術
- 化学療法や緩和医療
- こんなときにご相談ください
- 乳房に異常を感じた(しこり、血性分泌)→乳腺外科外来へ
- 下肢の静脈瘤や冷感,間欠性跛行(しばらく歩くと足に痛みやしびれを生じ、少し休むとまた歩けるようになる症状)→血管外科専門外来へ
- 体のしこり(痛みの有無にかかわらず)
- 下腹部の腫れ(脱腸)や肛門の痛み、出血や腫れ
医師紹介
-
外科部長 秋山裕人
(外科一般・消化器外科)- 資格・所属学会
-
- 外科専門医・日本外科学会指導医
- 消化器外科専門医・日本消化器外科学会指導医
- 消化器病専門医
- 消化器がん外科治療認定医
- 緩和ケア研修会修了医
- マンモグラフィ読影認定医
- 医師免許取得年
- 1986年
- コメント
- 患者さんの病状、年齢、基礎疾患、体力や家族背景をよく考慮して、ベストな外科治療を選択するように心がけています。
整形外科
運動器(四肢・関節・脊椎・骨・筋・腱・末梢神経など)に関する慢性疾患や外傷、スポーツ傷害などに対し、保存的加療~手術的治療を行っています。
日本整形外科学会員の常勤医師と、愛知医科大学の非常勤医師を中心に、近隣の市中病院と連携をとりながら診療にあたっています。
当院で可能な主な検査と治療
- レントゲン画像検査(単純レントゲン、CT、テレビ撮影装置、骨密度測定)
- MRI検査
- こんなときにご相談ください
- 腰痛
- 各関節痛
- 四肢のしびれ、痛み など
医師紹介
-
整形外科部長 辻本朋哉
- 資格・所属学会
-
- 日本整形外科学会 専門医
- 日本整形外科学会 認定運動器リハビリテーション医
- 日本整形外科学会 認定リウマチ医
- 医師免許取得年
- 2007年
- コメント
- 地域の皆様の健康的な日常生活・スポーツ活動をサポートできるように努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
耳鼻咽喉科
外耳炎、中耳炎、難聴(突発性や老年性など)、耳鳴り、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、扁桃炎、咽喉頭炎、めまい、顔面神経麻痺などを治療します。聴力検査や画像検査、ファイバー検査なども行っています。当院で対応が困難な病態や、手術が必要な際には近隣の病院や大学病院への紹介も行っていますので、耳・鼻・のどの症状でお悩みのことがありましたら、まずはご相談ください。
当院で可能な主な検査と治療
- 標準純音聴力検査、ティンパノメトリー
- 嚥下機能検査
- 聴性脳幹反応検査(ABR)
- 語音明瞭度検査
- 重心動揺検査
- 補聴器相談
- 温度眼振検査
- 鼻咽頭および喉頭ファイバー検査
- CT・MRI・エコー
- 睡眠時無呼吸症候群の検査
- 誘発筋電図検査(ENoG)
- こんなときにご相談ください
- 耳が痛い、耳だれが出る
- 聞こえが悪い
- 鼻水、鼻づまり
- のどが痛い
- 声がれがある
医師紹介
-
耳鼻咽喉科部長 矢野陽子
- 資格・所属学会
-
- 日本耳鼻咽喉科学会 専門医
- 補聴器相談医
- 医師免許取得年
- 2001年
- コメント
- これまでの経験をもとに、地域の皆様が健康で快適な生活を送っていただくために、お役にたてればと思っております。
皮膚科
主にアトピー性皮膚炎などの湿疹・皮膚炎群、蕁麻疹、皮膚感染症、皮膚腫瘍、水疱症・膿疱症等、一般的皮膚科疾患の診療、必要に応じて皮膚生検を行っています。
- こんなときにご相談ください
- 皮膚のかゆみや、かさつきが気になる
- ほくろが大きくなった、皮膚がんが心配
- 肌荒れ、ニキビ、シミが気になる
- アレルギーの原因が知りたい
医師紹介
-
皮膚科部長 安藤聖美
- 資格・所属学会
-
- 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 日本褥瘡学会 会員
- 日本美容皮膚科学会 会員
- 医師免許取得年
- 1998年
- コメント
- 皮膚について気になる事があれば遠慮なくご相談ください。
小児科
子どもの一般的な症状に対応する診療のほか、乳児健診や予防接種を行っています。
重症の場合には、トヨタ記念病院や豊田厚生病院などと連携をとり適切に紹介をいたします。
予防接種は公費対象の予防接種のほか、自費での任意接種、進学・海外渡航等に必要な予防接種にも対応しています。
お電話でのご質問にも対応しています。お気軽にご相談ください。
- こんなときにご相談ください
- 病気のときの様子の見方がわからない
- アレルギーが気になる
- 学校検診で異常と言われた
- 予防接種に関して疑問や不安がある
- 成長・発達が心配
- 学校に行けない
など…
子どもに関する小さなことからお気軽にご相談ください。
医師紹介
-
小児科部長 吉田智也
- 資格・所属学会
-
- 日本小児科学会
- 日本アレルギー学会
- 日本小児感染症学会
- 医師免許取得年
- 1997年
- コメント
- 地域のお子さんの健康・発達のサポートに努めてまいります。
どんな小さな困りごとでもぜひご相談ください。
眼科
結膜炎などの一般的疾患をはじめ、白内障や緑内障、糖尿病網膜症や加齢黄斑変性などの網膜疾患に到るまで、幅広い眼科疾患対応が可能となっています。特に網膜疾患に対しては、光干渉断層計等の最新機器を用いた網膜形態の評価が可能であり、必要に応じて蛍光眼底造影検査や網膜電図による網膜機能評価と組み合わせることにより、分かりやすく詳細な検査、診断を行うことができます。また白内障手術も行っており、最新の手術機器を用いて眼にやさしい手術を行うよう心がけています。
当院で可能な主な検査と治療
- 視力、眼圧をはじめとする一般眼科検査
- 視野検査
- 光干渉断層計による網膜視神経形態検査
- 蛍光眼底造影検査
- 網膜電図
- 白内障手術などの眼科手術
- 加齢黄斑変性症に対するルセンティス硝子体注射
- こんなときにご相談ください
- 見にくい、目がかすむ
- 真ん中がゆがんで見える、見えない場所がある
- 糖尿病等で目の検査が必要といわれた
- 健康診断で精密検査が必要
医師紹介
-
眼科医長 竹中崇也
- 資格・所属学会
-
- 日本眼科学会 会員
- 医師免許取得年
- 2013年
- コメント
- 地域の皆さまに寄り添った診療を心掛けてまいります。
よろしくお願いします。
泌尿器科
- こんなときにご相談ください
- 尿が出にくい
- 検診で尿検査、前立腺がんマーカーが異常だった
- 血尿が出る
- 尿が漏れる
- 尿が近い要
非常勤医師により、月曜日・水曜日・木曜日(午前のみ)の週3日診療を行っています。尿路生殖器悪性腫瘍、結石、感染症、排尿障害など一般的な泌尿器科疾患を広く診療していますが、結石破砕治療は設備がないため、近隣の総合病院と連携して治療します。前立腺がんの二次検診として病理組織検査にも対応しています。手術治療については、名古屋大学医学部附属病院、名古屋第二赤十字病院を中心とした連携総合病院で行っています。一部の下半身麻酔で行う前立腺肥大症、表在性膀胱がんに対する経尿道的手術(内視鏡手術)に対応していますが、全身麻酔手術や合併症がある場合の下半身麻酔手術は連携総合病院で行います。超音波検査、CT、MRIなどの画像検査も迅速にでき、規模は小さいながらも十分な診療を受けていただくことが可能です。